いまさらながらジェネリックとは

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いまさら人に聞けないジェネリックについて知りましょう

国による金額設定

ジェネリック医薬品の価格は、新薬と比べて2割から5割くらいになっています。生活習慣病の患者さんや認知症の患者さんなど、毎日数種類の薬を飲み続けないといけない人や、がんの薬など一回一回が高額な薬を飲まなければならない患者さんにとっては、一年間のトータルでの価格を比較してみると、薬の代金が相当に変わってきます。
なぜこれだけ金額に差が生まれるかというと、新薬の開発期間が10から17年かけて開発するのに比べて、その20年後に発売されるジェネリック医薬品は、既に新薬で安全性等についても証明されたものを使っての開発なので、開発にかかるお金も相当に抑える事ができるからです。ジェネリックの価格を新薬の2割から5割にと設定しているのは、国の取り決めなのです。

新薬とジェネリックの効き目の違い

後発であるジェネリック医薬品は、新薬と同じ効果があるのかどうか、様々な試験を受けなければいけないことになっています。例えば、「生物学的同等性試験」。これは一人の人が、新薬とジェネリック医薬品を同じ条件で飲んで、有効成分の血中濃度の動きを調べるものです。また新薬とジェネリックの両方の薬が酸性やアルカリ性によってどのように溶け出すかを調べる「溶出試験」もあります。これは薬の有効成分がどのように吸収されていくかを確認するための試験です。このようにいろいろな試験を行うことによって、ジェネリック医薬品が新薬と同じ効果がある事などを確認する事が義務付けられています。
またジェネリック医薬品が販売された後も、医療機関や患者さんから情報を集めたりして、安全な薬を提供できるように常に確認を怠りません。


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